めいちゃんと本当にたのしいクリスマス(2) 2年れい/作品紹介

”地頭力”でハッピー子育て-xmas4  その夜、いじめ子ちゃんは、こっそりサンタさんがくるのを見ていました。やがて、すぅーと、カーテンがゆれ、カーテンがゆれるとどうじに、まどがあき、かすかにベルが「チリンチリン」と鳴りました。そして、いじめ子ちゃんはベッドのふとんから、ちらっとサンタさんを見てしまったのです!いじめ子ちゃんは、ふっ、と笑い、ねたふりをしました。  1分か2分ぐらいたちました。いじめ子ちゃんの顔は心ぱいそうになりました。だって、いつもだったら、ねているけれど、かすかに重たいふくろをドン、とおろす音がしたり、くつ下にプレゼントを入れるとき、くつ下がツリーのはっぱとかさなって、カサカサと音がしたりするのに、今日は、かるそうな紙を地面におき、地面と紙がかさなって、トンという音がかわりにするのです。いじめ子ちゃんが泣きそうになったとき、サンタさんが、いじめ子ちゃんの目の前から消えました。  次の日、いじめ子ちゃんは夜のことなど忘れて、とんでベッドからはねおきました。  するとどうでしょう。ゆかに一まいの手紙がおいてあります。サンタさんからです。あけてみると、 「今年はプレゼントをわたせません。」 とだけかいてあります。いじめ子ちゃんは、おこりました。つづく ]]>

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