作文を手伝っても良い場合

低学年~中学年の作文は、

説明的な文章がうまく書けなくて、

つい親御さんが手伝いたくなってしまうことがあります。

論理的な思考力が伸びてくるのが、

5年生ぐらいからなので、

この間の伸び悩みは仕方のない面もあります。

ただ、この原因にも二つあって、

日常体験的に説明的な会話などをする機会が少なくて伸びていない場合と、

男の子によくみられるのですが、

もともと数学的な素質の方が高いために、言語的な伸びが悪い場合があります。

どちらの場合でも、そのまま放置していれば、

中学生~大学生、社会人になっても、

論理的な説明やコミュニケーションが苦手になる可能性があります。

だから、作文を書くという機会に、

その体験を説明的な文章にするとどういう文なるのかというのを学ぶことは、

それ自体が貴重な経験です。

親御さんが関与したとしても、全部口述筆記するのではなく(笑)、

会話的に進めていけば、学習上、とても良い勉強になります。

その場合、親御さんの負担感がそれほど大きくなく、

お子さんが頼り切るようにならないというさじ加減が大事です。

楽しい雰囲気でできているか

というのが、一つの目安になります。

(他にも、暗唱によって、説明的な文章を覚えるという方法もあります。

 これは、作文指導の一貫として、取り組んで行く予定です。)

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