暗唱は細かくやらない

今、小学校1年生~3年生の生徒さんについては、

「科学なぜどうして」の暗唱をやっています。

説明文のお手本として、作文への学習効果を狙ってやっていますが、

だいたい1週間で見開き2ページは、難なく覚えられています。

その時に、「一言一句間違えないように覚えさせるのですか?」という質問がありました。

電話口で暗唱してもらうと、確かに3ヶ所ぐらいの細かい間違いがありました。

古文や詩句の暗唱などで、文学的な要素が高い場合は、

確かに文を間違えると、暗唱している意味がありません。

しかし、説明的な文章の暗唱は、自分が文章を書くときにお手本にするものなので、

自分が意味をわかって暗唱していて、文法や語句に間違いがなければ、

そのままでもまったく問題がありません。

それまでは、細部の直しが大変だったそうで、早めに質問していただいて良かったです。

2年生のもので、字数だけでも700字ぐらい。

天声人語よりも多いぐらいの字数なので、完璧を目指すと長続きしません。

内容としてもおもしろいものを選んでいますので、楽しんで取り組んでくださいね。

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