小説を書くための練習方法

小説家を目指していて、普段から文章を書くことが趣味

というような生徒さんが

わざわざ作文を習う意味というのは、

何でしょうか。

ひとつは、

文章というのは、読んでもらうことで上達する

というニーズに合わせた練習の場

の提供です。

大人の方で文章がかなり書ける

という方が、

わざわざ○○カルチャーの文章講座に通っている

という話を聞きました。

アマチュアで文章の練習をやりたい場合、

レベルの高い人同士で磨きあうためには、

こうした場しかないというのが

現状のようです。

まして、子どもにとっては

自由に書けてかつ研鑽できるという場は

皆無に等しいのではないでしょうか。

教室の生徒さんは、学校で友だちから注文を聞いて、

読んでもらっているということでした。

もうひとつは、

プロを目指すとしても

文章技術に関しては、

美大や音大のような専門的な教育機関がない

という問題があります。

漫画家の場合は、

スタッフとして弟子入りする習慣があり、

それが、教育的な効果を発揮して、

今の日本の漫画文化の成熟があります。

しかし、小説家の場合は、

「小説家に直接弟子入りする」

という話は、聞いたことがありません。

売れている小説家にとっても

それは、あまりメリットがないためでしょうか。

文章というのは、一定レベル以上になれば、

あとは、書かれるテーマに向き合う真摯な姿勢が

そのレベルを決めていくところがあります。

確かに、それは、誰かに教えてもらったり

共有したりするのが、難しい部分です。

しかし、最初の評価が

出版社の編集者、あるいは、賞の審査員

というのでは、

どこをどう伸ばせばいいのか

何が読者にとって評価されるのか

という客観性のある指標でさえ、

得ることが難しいのです。

そうした意味で、ある程度見識と鑑賞眼のある大人に

評価してもらいながら、作品の数をこなしていく

というは、合理的な練習方法だと言えます。

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