日本の未来を予測できるグローバル化の末路

小泉政権が民営化を進めて以来、日本でもグローバル化の動きが加速しています。グローバル化のというのは、世界的な大資本の企業が、国境をまたいで資本力に任せて、ビジネスを拡大していくことで、そこでは国ごとの文化や道徳、共生といった生き方までもが、ビジネスの前に不問にされていきます。 アメリカでは、こうした大資本による民営化が、軍事、教育、医療、防災など、ライフラインを維持している機関にまで拡大し、その結果、富裕層と貧困層に国民が二極化され、ビジネスの前に基本的な人権さえもが維持し辛くなっているという実態があります。
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例えば、イラク戦争が大資本による人為的な戦争であったことは、様々な書籍などで指摘されていますが、マスメディアで大々的に報道されることはありません。そうした大資本の情報操作の影響下にあることは、日本も同じです。

力のロジックが独り歩きすることを防ぐには、この本の結末にもありますが、正常な倫理観に基づいて一人ひとりが日常の購買行動を変えること、情報判断の基準を自分で築くことが重要です。眠っている行動力を呼び覚まして、大資本の影響を見破るためにも、本当の国語力、ストラクチャー・リーディングは役に立つことができます。

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