蟻地獄問題に注意!

こんにちは。直井メソッド国語教室の直井明子です。

中学受験の国語の問題は、学校ごとに特色があって、同じことをやるとある学校では良くても、違う学校では失敗するということがあります。その一つが、蟻地獄問題と私が呼んでいる設問です。

トップ校の問題の難問というのは、抽象と具象の双方向の把握や、メタファーの読み取りなど、高度な国語力が要求されるために難しくなっています。しかし、中下位校の問題にも難問があるのです。これは女子校に多いのですが、こうした難度の高い問題を、その学校の受験生のレベルを明らかに超えて、出題しているのです。時間内に解答できないような問題量が出題されていることさえあります。

きちんと読解練習を積んでいると、こうした問題にも手をつけたくなるのですが、そうすると散々悩んだあげくに満足な解答が書けず、時間だけが5分経過するということになります。そこは我慢して、他の問題で得点するのが得策です。

こうした蟻地獄問題は一瞬で見分けて、『手を付けない』という判断をすることが正解と考え方を変えてもらいます。こうすることで、本当の意味で得点率を計ることができるようになります。

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