併願校の考え方

こんにちは。直井メソッド国語教室の直井明子です。

今年の6年生には、併願校のことを真剣に考えてもらっています。併願校は、自分の持っている偏差値よりも下の学校から探すのが基本です。でも、第一志望校のことばかり考えていると、そこより下の偏差値の学校というのは、魅力なく見えてしまうのです。いい加減に選んだり、そもそも選んでいなかったりして、1日にに落ちてからあわてて探すご家庭も少なくないのです。

受験の前日に見学して、「先生、こんなに良い学校があったのですね。」と言うぐらいなら、最初からきちんと学校見学をしておいて、もしものことを考えておけば良かったのです。2月1日にインフルエンザにかからない、という保証はないのですから、「もし、インフルエンザで1~3日まで実力が出せなかったら」という気持ちで、真剣に探しておけばよいのです。すると、1日がダメでも、1~2日の内には合格が手にできるので、3~7日までの日程で、安心して実力を出し切れるのです。併願校は当日夜にネット発表というケースが多いからです。

これが、3日に受けるのではダメです。合格がわかるまで3日間、あるいは次の日が発表だと4日までわからない、というのは、不安が大きすぎるのです。精神的なエネルギーを消耗しきってしまいます。

勉強を進める上でも、併願校なら過去問で合格点が出せている、という状態なら、模試やクラス替えテストで一喜一憂しないで、自分のペースで勉強を進めることができます。過去問題の方が模試よりも質が良いので、練習量も充分になります。

圧倒的に合格可能性が高い偏差値を持っているのではない限り、併願校の対策をきちんとやることが、結局、第一志望校の合格にも成功するコツなのです。

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