センター試験現代文

こんにちは。直井メソッド国語教室の直井明子です。

現在、お教室に通学している生徒さんは、中学受験が中心ですが、帰国生であるなどの理由で国語力が弱く、大学受験が心配という方も通学しています。始めのうちは中学受験と同じメニューをやっていただいて、それが終わって半年ぐらいでセンター現代文8割得点に到達しています。センター試験の平均点が5割なので、かなり効率の良い勉強ができているといえます。センター試験は選択式なので、読解ノウハウが使いやすいのです。

センター試験は、内容的には、小説文があること、論説文も哲学が多いことなど、かなり文学よりであるところが特徴です。論説文は難しくしにくいので、用語や概念が難しい哲学で、難度を上げているのです。そこで、哲学の概念を説明してあげるとかなり理解が進みます。

ところで、この「哲学」ですが、ポストモダンはいいとして、今はポスト・ポストモダンぐらい。でも、完全にネタ切れなのか、現象学とか実存主義にまで遡ってきています。マルクス、ニーチェの名前までちらほら。哲学自体が閉塞しているからなのでしょうが、いくらなんでもこのトレンドには疑問を感じます。でもまあ、現象学は一番理解が難しいので、これがわかって、一通り流れを押さえておけば、他の問題はこれより易しいと感じることでしょう。

それにしても、哲学は、倫理のジャンルでは、という疑問は残ります。(笑)

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