いわゆる「読解」の不思議

脳力さくぶんでハッピー子育て♪-読書

昨日、他塾の先生とお話していて、

国語の「読解」って、

本当に必要な「読書法」みたいなものに、

つながっていないのではないか、

ということが、話題になりました。

指示語の差しているものを探す作業をしたり、

難しい文章について、細かい内容が読み取れているか、

ということで正誤を問われるのが、

いわゆる国語の「読解」です。

大量の情報を取捨選択して、

有用な情報を抽出する、

というようなことを、

塾や学校で教えてもらう機会は、

ほとんどありません。

また、本一冊を読み通して、

そこに何が書いてあったか、把握することもありません。

いわゆる読書感想文の目的が、一部それにあたるのですが、

多くの生徒さんは、あらすじに相当することも、

書き出すことができません。

あまりにも読み取りができていないので、

スクーリングで、最初にやってもらった作業は、

読解シートを使った、筋の書き出しでした。

筋を把握することで、心情の把握もきちんとでき、

有意義な読書感想文になったのです。

作文と並行して、

いろいろな読解指導方法をやってきましたが、

それを系統立てる方向で検討しています。

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