小説を読まないと小説文の読解問題は解けないのか?

脳力さくぶんでハッピー子育て♪-バラ

小説文の読解問題を解くには、

出題されているような小説をたくさん読む必要があるのでは?

ということも、

よく質問として聞きます。

読解問題が解けない原因がわからないと、

たくさん読んでいれば、解けるのでは

という

素朴な解決策を考えてしまいがちです。

ある程度までなら、この方法も間違いではありません。

こういう場面なら悲しくなる

こういうことを言われたら意地になる

など、

感情の基本的な理解ができていないと、

まず、解けないということは、事実です。

ふだんから、小説や物語を読んで楽しんでいるということは、

こうした感情の疑似体験を楽しめているということなので、

小説文の読解の素地ができているわけです。

けれども、それだけでは、高得点は狙えません。

テストの文章は、点数の差をつけるために、

長文かつ複雑な心情が出題の対象になります。

限られた時間で、得点をするには、

小説を文章として味わっていることは、むしろマイナスになります。

心情の書かれている場所をマークしながら、

Aだから、Bだと思っている

Aという状況だから、Bという心情になる

という

心理的な命題をきちんと押えていく

ことが、

読解問題を正解に導くためのコツとなります。

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