会話文を上手に書くには?(3)

こんにちは。

【脳力さくぶん教室】の直井です。

会話のまわりの文章が詳しく書けるようになったら、

次は、

会話文そのものから、

場面がわかるように、表現を練習していきます。

「明日の天気は、どうなのかしら。」

「大丈夫。天気予報で、晴れだといっていたから。」

と、お母さんが答えました。

この「お母さん」を会話の中にいれると、ダウン

「お母さん、明日の天気はどうなのかしら。」

「大丈夫。天気予報で晴れだといっていたから。」

「そう。だったら、かさは荷物に入れなくてもいいかな。」

だれが、○○と言った(答えた)という、

わかりきった状況をスマートに省くことができます。

あるいは、

場面の描写を、会話の中に入れてしまいます。

川のよどみのところで、大きな魚がはねました。

「見て、見て。魚がいるよ。」

と、ぼくは言いました。

ダウン

「見て、見て。大きな魚が跳ねたよ。」

「あそこのよどみに、魚がいるんだね。」

場面の描写を、会話の中に入れるることで、表現が生き生きしてきます。

人の目を通しているというイメージが、

ストレートに伝わってくるためです。

実際に話していないことを、作文に書くのは、

創作の行きすぎですが、

物語や小説として書かれた文では、いくらでも表現は自由にできます。

物語文では、文章の練習が、よりやり易くなるといえます。

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