こんにちは。 国語力アップの直井です。
小学生の作文に多いのが、
~が、楽しかったです。
というまとめ方。
たいていの作文は、楽しいことを書いているので、
この表現は決して間違いではありません。
Aなことがあって、Bがおきて、Cになって…
まとめると「楽しかった」
気持ちを表すとぼしい語彙の中、
のっぺりした単純な表現に収束させてしまいます。
まとめ方がわからない。
でも、書いている子にとっては、苦肉の策なのです。
あまりにも月並み、他に言い方はないのかと、
読んでいる大人は思ってしまいます。
こんなときこそ、頭の体操です。
「楽しかった」から、連想してもらいます。
1.そのときのようすは、どんな風でしたか?
2.それで、どんなことをしたいですか?
3.他のことばに言い換えたら、なんと言えますか?
楽しかったときのことなので、
あふれるように言葉がでてきます。
「楽しかった」と書かなくても、
充分楽しさが伝わってきます。
単純な表現になってしまった場合、
このように、いったんイメージを拡散してから、短くまとめてもらいます。
最初のうちは、「~から」という理由の文をそこに付けて、
まとめの文の練習にしています。
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