「小学生のときが一番楽しかった」
我が家の中3の娘が、よく言います。
「いやいや、大人も楽しいよ。」
人生を作って行けるから。
いつかわかって欲しいのですが、
反抗期真っただ中の娘には、なかなか伝わりません。
ただ、小学生のときの楽しさは、
キラキラした無条件のあそびの楽しさ。
このときだけの感性で満たされた経験です。
そんな大切な時間が、
中学生になったころには、
遠い思い出になってしまいます。
だから、作文を書くときは、
自分の思いに忠実に書いてもらいたいと、
願っています。
その時が、
かけがえのない思い出になってしまうのは、
ほんの数年先のことなのですから。
子ども達の作文を読んでいると、
キラキラした生活の織物のよう。
この作文を何年か後、何十年か後に読んだとき、
そのときの思い出が鮮やかによみがえる予感がします。
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