そのころめいちゃんのおうちでは、 「なに、これー」 「いじめ子ちゃん、だましたのね。」 ワンワンとちいちゃんはおこっていました。 するといじめ子ちゃんが来て、 「ふっん、そんなのでも、もらえてよかったね#わたしは、そんなのでもないのよっ。」 「へぇっ、そうなの?早く言ってよ。」 ワンワンは、それをきくと、いそいでサンタさんに手紙を書きました。 「いじめ子ちゃんにも、プレゼントを。」 とみじかいことばでまとめました。すると、手紙がくだけて、こなごなになり、青い花になりました。その花は、かたまって、三つのプレゼントばこになりました。 そして、それぞれの名前が書いてあるはこをあけました。それぞれのほしかったものが入っています。みんなはうれしくなりました。 「ピンポーン」 そこに、タイミングよく、めいちゃんたちが帰ってきました。めいちゃんは話を聞くと、いじめ子ちゃんにあやまるよう、やさしくせっとくしました。 「ごめんなさい。」 いじめ子ちゃんが言ったとき、へやが明るくなりました。そして、なんと、いじめ子ちゃんがやさしくなったのでした。 ]]>