国語のカリキュラムが、
6年春の時点で、過去問題になっている塾があります。
すると、あまりの難問ぶりに、
保護者の方が、困惑することがあります。
ただし、このレベルの問題が、
すべて解ける必要があるわけではなく、
6~7割というのが、
どの学校でも一般的な合格ラインです。
他の科目も合わせた総合得点で、
合格ラインに達すればいいので、
国語の得点についても、
今持っている偏差値から、
見込みで計算すればいいのです。
受験ギリギリの時期に過去問題を解いて、
運任せというのでは、合格は難しいですが、
受験の時点で解ければいい
あるいは、全く正解する必要がない
という問題も多いのです。
心配になってしまったら、
どの問題が解ければ、合格ラインになるのか、
研究されるといいのではないでしょうか。
正解する必要がない問題を解けるようにするために、
膨大な時間をかけてしまうというのは、
よくある失敗です。
国語の場合は、学校別のカラーが大きいので、
特色のある得点しやすい問題で、対策を立てるのが、
一番効率がいいのです。
すべての教科でいえることですが、
基礎的な問題を確実に解いて、
その上で、対応できる難問に取り組むというが、
受験で勝つための定石です。
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