こんにちは。 国語力アップの直井です。
国語力がつくことは、思考力・情報収集力がつくなど
本当の意味で頭がよくなることだということを、
いろいろとお伝えしてきました。
本を読んで、いろいろなことを知る力がつく、
そして、そこからさらに考えたことを
人に伝える、文章に書くというのは、
それ自体がクリエイティブで楽しい作業です。
でも、それだけではなく、
大人になったときの生き方が変わる
というのが、大きな効用ではないかと思っています。
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OECDの学力テストが世界一だといわれているフィンランドは、
よく思考力を効果的に育成しているということで、
お手本にされますが、
そのベースには、
一人ひとりの国民が、考えて行動する力があれば、
国全体の生産性があがる
という国力増強の政策意図があります。
それは、
大量生産大量消費の資本主義社会に絡め取られないで
自ら価値を生み出す力を持つ
という生き方です。
会社の部品としてではなく、人間らしく生きていくという道が開けてきます。
会社組織の中で、有能な社員として働くこともできれば、
自立して自営業としてやっていくこともできるようになります。
今、時代は、グローバル化によって、資本主義の厳しい側面が、
二極化のような形で日本の国内にも現れるようになりました。
考える力を育てる教育は、
公教育では、総合の時間、ゆとり教育の失敗という形で、
建て直しに手間取っている状態です。
受験産業は、あいかわらず、
一流大学進学→大資本の起業への就職を最終目的にした教育を
セールスポイントにしています。
家庭教育だけは、
生きる力を育てる
大人になってからの幸せにつなげる
という立ち位置を、見失わないようにしたいですね。
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