中高一貫校の受験シーズンとなりました。
文科省の政策で、急激に数をふやしている公立中高一貫校。
その試験には、かなりの割合で作文が導入されています。
私の教室では、特に試験対策をやっているわけではありませんが、
受験するお子さんがいて、過去問をチェックしました。
おそらく日本で一番難しいのではないかと思われる作文の課題です。
課題自体は子どもが体験する範囲なのですが、
簡単に書けないようなひねりが入っています。
体験談が特になければ、尾ひれをつけて、話題をふくらませないと書けません。
しかも、作文の配点と倍率を考えると、作文で合否が決定していまいます。
その子にしてみれば、思ったことを自由に記述させてきたので、
この手の問題には拒否反応がでてしまうようです。
この手の作文を完璧に書いて合格した子ばかりの学校というのも、
どうなのだろうと思いつつ、勝つための最後のアドバイスを言い渡したのでした。
]]>