勉強が嫌いな生徒さんというのは、「たくさん勉強をやらないといけない」と考えただけで、モチベーションがものすごく低下して、勉強時間そのものがゼロに近くまで下がってしまいます。
もともと、「国語が苦手」という生徒さんが多いので、中高生の生徒さんだと、どうしたら宿題に取り組めるか、というのも大きな課題です。
そんな時、強力な味方となるので、意外なことに、キッチンタイマーです。
先ほどの授業でも、20分でセンター試験の評論文に取り組んでもらったところ、15分で終えただけでなく、正答率もとても高くなりました。国語は「できない」のではなく、「嫌い」なだけだというのが、ほとんどのケースなので、集中さえできれば、時間内に終わるし、正答率も上がるのです。
嫌いな勉強であっても、たった20分やれば終わると思えば、重い腰を上げることができます。
キッチンタイマーは、机上で使うので、スタンドが付いているものがお勧めです。(こちらのものは、マグネットは弱いので、冷蔵庫の壁面には向いていません。)
そして、ボタンが10分、1分、10秒というメモリなのが、実測値にあっているので、便利なのです。これがテンキーで押すタイプや、カウント的に押すものだと、時間のセットが大変で、面倒になってしまいます。
キッチンタイマーを仕事管理に使う人も多いのですが、時間管理専門のものが売っていないのが、不思議です。
- 億稼ぐ脳のつくり方/江藤 政親
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通販の売上を上げるコンサルタントの江藤さんも、仕事の効率が上がるツールとして、キッチンタイマーを勧めています。20分と言っても、センター試験の評論文が1年分解答できる時間なので、その積み上げは、バカになりません。勉強や仕事にも活用してみてください。
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