国語の問題集にも間違いはある

こんにちは。直井メソッド国語教室の直井明子です。

低学年の生徒さんのお母さんが、ものすごく答えに悩んだ、という問題を見せてもらいましたが、それは問題集の答え自体が、実は間違っていました。問題集というと、過去問題集とは違って、著者が答えを書いているから、間違えるはずがないと思いがちですが、だいたい1冊の問題集に3つぐらいはそうした誤答が入っています。

国語の問題というのは、作るのが大変です。算数なら答え合わせで済むものが、問題文の内容と、設問と、解答文の正誤と、その整合性までチェックしないといけません。一流出版社でもチェックに限界があるみたいです。

だから、国語の問題集を解いていて、たまに原因不明の誤答があったら、それは問題集の間違いかもしれないと思って、深追いしなくてもよいのです。たくさん間違えていたら、それは解き方が悪いのですが、たまに間違えていて原因がわからないなら、そもそも解けなくてもよい問題だという割り切りをするということです。

入試問題というのは、その点、チェックが厳密なので、問題が良質なのです。しかし、過去問題集の模範解答にも間違いはあるので、どんな場合も解法に沿って、自力で解けるようによく考えることが必要です。

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