こんにちは。作文・読解プロコーチの直井明子です。
大学の専攻が理系と文系に分かれるように、論理的思考力のパターンというのも、人によって理系と文系に分かれることが多いものです。
それは子どもの時から決まっている素質のようで、文系頭の子は放っておいても読書をするし、小学生新聞を買い与えると面白がって知識を増やし、大人の新聞まで自然に読むようになります。しかし、理系頭の子というのは、中学受験があるからと言って、突然小学生新聞を読むようなことはありません。残念
では、理系頭の子は小学生新聞が読めないのかというとそうではなく、決め手は保護者にあるのです。つまり、一面あたりにあるトピックスのような記事や、自然に関する記事などを、一日一つぐらいと決めて、毎日一緒に読んであげるのです。すると理科や社会の勉強がバーチャルに感じられなくなるので、同じ勉強をやっていても楽しさが違ってきます。楽しさがあれば、自然と集中力も勉強時間も伸びるものなのです。
理系頭の子が、文系に頭の構造が変わるということは、ありません。文系の子が、いつまでたっても数学が苦手というのと同じことです。しかし、国語は社会生活を営む上でのリテラシーなので、できないでもいいというわけにはいきません。親の愛情がでる幕です。
朝日と毎日ではどちらの小学生新聞が良いかというのは、ほとんど差がないので、特におすすめというのはありません。試読ができるので、両方取ってみて、親子で楽しめるものを選ぶと良いと思います。
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