小論文を書くための読解練習として、 作文教室では、縮約と要約の2パターンの取り組みをしています。
縮約というと、聞きなれない言葉ですが、
1000~2000字程度の文章を、意味が通じるように
約5分の1の長さで抜き出して、文意を読み取っていく練習です。
文章をまったくいじらないということと、
通して読んだときに文章の筋がわかるという点が、
要約との違いです。
要約は国語の勉強としてよく行われますが、
量稽古をすることはあっても、上手なやり方を教わることは、
あまりないようです。
それは、要約の意味づけが、きちんとなされていないということにも、
原因があります。
縮約と要約。
この二つの読解練習のやり方、
そして、それが何を意味して、何に役立つのかと言うことについて、
少し解説していきます。
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