私の作文指導では、
文章を書くための練習指導だけではなく
上質の文章でいて、かつ、
お子さんが読んでいて面白い文章を
音読してもらって、一部書き写すようにしています。
本の文章は、大人が書いているので、
そのレベルでまねをすることはできませんが、
よい文章にふれなければ、
いつまでたってもどんな文章が良いのかという判断基準が、
自分の中に育ちません。
今日は、たくさんの本の中から、
指導内容にそった文章をさがしていたのですが、
この本
を読んでいたら、
読んでいるうちに夢中になって
ついつい読み進めてしました。
文章の完成度が高くて、
ストーリーは面白く
しかも表現は易しい。
まさに児童文学の名作です。
大人が読んでも感動できる児童文学というのは、
素晴しいですね。
子供用の書評の本というのもありますが、
古い本の中にもいいものがあり、
いろいろな本を自分の目で確かめて
子供たちに読んでもらいたいと思っています。
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