漢字をバラバラに勉強してしまった時の対策

こんにちは。直井メソッド国語教室の直井明子です。

中学受験の漢字の問題が解けるか解けないかというのは、塾で使っているテキストに大きく左右されます。ある大手塾では、漢字を熟語ごとにバラバラに学習しているために、そこの塾の生徒さんは入試問題の漢字を5~6割しか得点できないという傾向があります。しかし、熟語が漢字ごとにまとめられているテキストを使っている塾の生徒さんは9割近い正答率であることも珍しくありません。

漢字には音読み、訓読みなどの違う読み方があり、意味も数通りあります。一つの漢字に対応する読み方と熟語の組み合わせは10は下らないでしょう。すると、まとめて覚えた場合、一つの漢字を覚えればいいのですから、2字の熟語なら覚える漢字の数は、組み合わせの漢字だけで済み、数は半分になります。また、熟語を漢字の意味から覚えるので、思い出す時にも連想が働きやすくなるのです。

あいにく塾のテキストが良くなかったという場合は、漢字を覚えなおしてもらっています。

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4年までの漢字で頻出するものは、こちらに載っています。

それ以上の学年のものは、出版されていないので、四谷大塚の「漢字の学習5年上・下、6年上・下」を使ってもらっています。こちらはインターネット販売限定になっています。

受験が目的ではない場合は、市販の漢字検定用のテキストを使っても、効率よく勉強することができます。

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