「先生も漢検の1級を受けたらどうですか」
とは、
先日、漢検の級ををダブル受験した生徒さんの意見です。
う~ん、学生時代には、漢検がそもそもなくて受けなかったのですが、
大人も受けているそうです。
1級・準1級の問題
https://www.kanken.or.jp/mondai/pdf/1m.pdf
https://www.kanken.or.jp/mondai/pdf/j1m.pdf
非常用漢字を含めて3000字、6000字っていうのは、すさまじい難しさですね。
これは、漢字を極めたいっていうマニア向けのようです。
敢えて試験勉強をしなくても受かりそうなのが、2級です。
https://www.kanken.or.jp/mondai/pdf/2m.pdf
語彙を増やすために勉強するなら、2級を目標にするのが良さそうですね。
準1級というのは、英検の真似なんでしょうか。
英検の場合は、確か1級が難しすぎるからできた級だったと記憶していますが、
あまり、意味がない設定ですね。(笑)
資格試験は目的を持って、有効活用するのが、賢い使い方です。
語彙を増やしたいという目的であれば、
2級を高得点で合格する
という目標の方が、やたらと上の級を狙うよりも意味があります。
合格のために試験勉強をやるのではなく、
自分が使える語彙を増やし、その指標として役立てるのです。
自分の守備範囲の公的試験は大体クリアして、
ゲーム的な興味がなくなっていましたが、
「生涯勉強」ということを見直すいい機会になりました。
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