こんにちは。作文・読解プロコーチの直井明子です。
二人以上の兄弟で中学受験をする場合、一人目は真面目で親の方も一生懸命、力をいれるので、そこそこ良い学校に入ることが多いのですが、同時に「燃え尽き」というのも経験します。
燃え尽きが原因で、肝心の中学からの勉強に力が入らないというのは、よくあることなので、二人目の時には同じ轍を踏まないようにしたいというのも親心です。しかし、公立校の指導体制を考えると、塾の弊害がわかっていても、通塾せざるを得ないという話も聞きました。
中学受験に関心のない方にしてみれば、小学生が受験勉強で燃え尽きるというのは、奇異なことこの上ないかもしれませんが、そのそも中学受験は文科省の管轄外のカリキュラムなので、学校や塾が規制されることのない無法地帯なのです。
こんな不毛な教育が日本の中心である首都圏で行われていること自体、数十年後の未来から遡れば、きっと常識はずれの歴史の恥部だと思われていることでしょう。いや、そんな問題提起は、随分昔のテレビドラマでさえ行われていましたが、なかなか変えることができないのです。
しかし、私は、徹底的に効率を追求したカリキュラムと指導体制があれば、こうした燃え尽きを防げるのではないかとも考えています。国語はメソッドが完成に近づいています。理科と社会の勉強では、ツリーノート術という右脳のイメージ力を使った方法を教えることができます。これは、算数を特殊算で教えるのと同じで、小学生がこうした科目を覚えるためには、もっとも適した方法であるからです。(ツリーノートは意匠と商標を登録しています。)
算数の特殊算は中学に入ると使えなくなってしまいますが、ストラクチャー・リーディングとツリーノート術は、大学受験でも大人になってからも活用することができます。
小学生から高校生まで、受験勉強を楽しみながら、それを本当の知のベースを作るための勉強に変えてしまう魔法のような学習法改革です。
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