もうすぐ高校1年になる娘は、実は国語が大嫌いです。
小学生のときに、読み聞かせなどであまりかまってあげなかった、
適切な本を与えなかった、
というのも大きい原因かと思うのですが、
そもそも論理的で難しい語彙の文章を読むことが、
どうしようもなく嫌だというのです。
かくいうわたしも、文学的な文章であれば、
娘と同じ年代の頃、
難解といわれるドストエフスキーを読破したり、
フランス文学やロシア文学の文庫本をすべて読んだりしたものですし、
古文の読解に関しては、
どうしてわかるのかがわからない、
と、クラスの子が驚愕する読解力がありました。
けれども論説文となると、全然興味がなくて、
国語のテストやZ会の添削でしか読んだことがありませんでした。
それでも、大量の読書をしているおかげで、
たとえ論理的な文章であっても、
そこは自然と読解ができてしまうのですね。
娘は逆で、数学であればいくらでも考えられるというのです。
そして、自分から難度の高い理数系の現役予備校に通い始めました。
逆にわたしは数学が嫌いなので、高校の授業を聞いているだけで、
あとは共通1次試験(今でいうセンター試験)の3日前に勉強をしただけでした。
親子であっても、旦那さんに似たのか、
子どもたちはみんな理系の頭のようです。
論理的思考力は、それが、
数学であっても、
論理的な文章であっても、
コンピューターのプログラミングであっても、
方法の違いこそあれ、
鍛えることができる
ことなので、
基本的なレベルのことができるようになったら、
あとは、好きなジャンルに力を入れた方がいいのではないかと思います。
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