読解やテストの点数を上げるノウハウなどの情報は、多くの場合、一部の生徒さん、一部の問題の解法にしかあてはまるものではありません。もともと国語の素質が高い生徒さんが、劇的に偏差値を伸ばしたというような謳い文句もよく見かけるものです。しかし、私はすべての生徒さんの国語の成績、作文力を根本的に上げる方法を追求しつづけて、読解と作文の教育メソッドを開発してきました。
脳力さくぶんメソッドとは 【脳力さくぶん】は、作文の下書き用の教材スターシート（マインドマップのテンプレート）で、生徒さんの作文を指導していく独自の作文教育メソッドです。図形で文の構成を理解し、そこに書き込むことで、発想をうながします。 実際の指導では、記入済みのスターシートをFAXで送ってもらい、で生徒さんと同じものを見ながら、電話で書き方や考え方のヒントを伝えていきます。書かれた作文に対しては、「コメントシート」に評価や感想を書いて、FAXでお送りしています。 脳力さくぶんメソッドの特長 普段、100字を書くのが精一杯というお子さんでも、スターシートで直感的に文章の構成を理解することで、骨子のある作文を書くことができるようになります。１回、スターシートを使って作文を書いたことで、学校での作文にも意欲的に取り組めるようになったという話も聞きました。 また、他の作文教室で勉強してきて、すでに文章力のある生徒さんが、スターシートを使うことで、複雑な構成の長編の物語を書いてくれたこともあります。発想力が高まり、文の構成がやりやすくなったためです。次々と発想が出てしまい、ストーリーが流れてしまうことを防ぐ効果もあります。 【脳力さくぶん】メソッドは、どんなタイプの生徒さん、どんなタイプの文章でも、効果的に実力を育てることができるといえます。その効果を高めるため、基本的な書き方を学ぶ「基本コース」、創作力を高める「表現コース」、論理力と読解力を高める「小論文コース」を用意しています。実力と目的に沿って、取り組みを変えることができます。 読解指導「ストラクチャー・リーディング」とは 読解個別指導を、【ストラクチャー・リーディング】という独自のメソッドで行っています。このメソッドでは、文章の意味をピンポイントで読み取り、構造を把握しながら読み進めていきます。 国語の読解というと、学校でも塾でも学年相当よりも難しいテキストがよく採用されますが、授業では先生が解説するだけで「自分で理解しながら読む」方法は教えてもらえません。そのため、国語の成績が悪い生徒さんは、何年生になってもずっと成績が低迷したままということになります。
読み方の指導だけでなく、実力に合わせたテキストを使用して、自ら考え解答を導く力を、実践的に身につけて行く指導です。「国語の文章の意味が、こんなに良くわかったのは初めて。」というのが、多くの生徒さんの感想です。
どうして塾の指導では、国語の成績があがらないのか
一般的に普及している国語の教育方法、○○式、○○メソッドといわれるものが、どんな場合でも成績や国語力を上げられるものであるなら、普及し始めて相当な年数が経っている時点で、圧倒的なものになっているはずです。しかし、そうならないのはどうしてでしょうか。
それは、「成績が伸びなければ、塾の在籍期間が伸びる＝儲かる」という経営上の都合と大きく関わっているように思われます。大学受験予備校で使われたノウハウの名前だけをつけた従来型教材が、小学生用に販売されるというようなことが行われています。また、「時間を限って、急いで書かせれば、作文は書けるようになる」というような指導法がまかり通っているのが、民間国語教育の現状です。
国語は、大切なお子さんの将来にわたる思考力を育てるために、最も重要な教科です。直井メソッド国語教室では、どうして、この方法が良いのかを、根拠を持って説明できる国語教育メソッドを実践しています。
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