私自身は公立の高校の出身なので、
子どもを私立中高一貫校に進学させるまでは、
どのようなメリットがあるのか、正直よくわかっていませんでした。
昨日、長男が卒業して、
一番良かったと思ったのが、
先生やお友達との人間関係
でした。
長男がお世話になった学校は、
男子の進学校としても知られていますが、
やはり予備校も併用しているご家庭が圧倒的に多いです。
進学校とは言っても、集団授業なので、こと大学受験となると、
教えるテクニックで勝る予備校の授業も必要になるのですね。
こうした話は、他の私立中高一貫校でも、ごく当たり前のように聞きます。
進学実績と学校の指導力には、もちろん相関関係があるのですが、
それは、一部分のようです。
もちろん、公立高校のカリキュラムや指導力をなげく保護者の方も多く、
費用対効果を考えてどちらがどうというのは、
簡単には結論付けられません。
けれども、お金に換算できない人間関係が、
6年間の落ち着いた教育環境で培われるということが、
たくさんの費用と労力をかけて進学をさせた
最大のメリットだったということに、
なんだか感無量な気持ちを覚えます。
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