こんな超新米お母さんから生まれてくる子は気の毒ですが(笑)
私も気の毒。
出産後は体調がすぐれないこともあって、 マタニティー・ブルー寸前でした。
で、幼児教育のセールスマンが我が家にやってきて、 知育のためには、赤ちゃんのときからの教育が大事だということで、
絵本なんかを読み聞かせ、読んでいました。
育児に目的が出来、立ち直った感じでした。
そのとき、どんな風によんでいたかというと、 かなり棒読みだったのではないかと思います。
しかし、段々、子どもと一緒に遊ぶことで、
絵本を読む時間に童心に帰ることができ、
読み方が変わってきたのです。
くぅ~まちゃ~んが、
いな~い
…
いな~い
…
…
ぶぁああああ
- きゃ、きゃ、きゃ、きゃ(赤ちゃん)
あるところに、ぱんやのくまさんがいました
くまさんは、xxxxx
おや、くまさん、xxxxxxx
2ページ目から飽きるので、
嘘ばかり話し続ける……
(よくこんなにでたらめがでるものだと。)
これが、パンやのくまさんのお話です。
ぎゃ~、は、は、は、は。(子ども)
「パンやのくまさん」と、「ゆうびんやのくまさん」は、
あまりにもでたらめな創作物語に化し、
その思い出のために、
下の子が高校生になってからも
捨てないで大事に本棚にしまっています。
幼児教育のために読み聞かせをしていると
たくさん読まなくてはと
せっかくのご馳走を飲み込むような読み方を
してしまいがち。
でも、絵本は、知性や言語、文字習得の他にも、
聴覚や、感情や文章の美しさや美的感覚や
いろいろな感性をまるごと育てられるツール
でもあるのです。
自分も楽しめて、子どもも楽しめる本を
ゆったり選んで読むのもいいですね。
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