先日の物語文の指導で、学校でのいじめについて、
物語を考えてくれた生徒さんがいました。
「いじめ」があると、はたで見ながら、
嫌だと思っても止めに入る勇気がなかったり、
自分もいじめっ子から、目をつけられたくないので、
なんとなく卑屈な気分になったり、
あまりいい気がしないものです。
そんなちょっと複雑な心境も
物語にして、半分空想のストーリーに仕立てると、
自分の気持ちが整理できてしまいます。
物語の最後の結末は、ハッピーエンドなのですが、
実際はどうなのでしょう。
でも、少なくとも「ハッピーエンドを望んでいる自分」に向き合う
という貴重な経験を積んでいると思うのです。
そんな時、心は強くなっているのではないでしょうか。
]]>