こんにちは。 国語力アップの直井です。
私立中学受験の国語というのは、論理的文章と小説文の読解が中心ですが、
他にもバリエーションとして、詩や俳句などを出題する学校があるので、
大手塾のカリキュラムには、そうしたものも含まれています。
論理的文章と小説文は、ロジカルな読解が可能ですが、
詩や俳句はイメージを把握する力がないと、理解することができません。
そうした問題を出す学校というのは、今では数少ないですが、
受験では測れない心の教育を大事にする学校だといえます。
他人との競争とは、真逆のメンタリティーがなければ、理解できない。
もっとも偏差値の高い筑波大付属駒場で、詩ではないですが、
過去にそうした問題が出されたのを見たことがあります。
あるトップの進学校では遠足の移動中のバスで、おしゃべりをする子がいなくて、
し~んと静まり返っていて、バスガイドさんが困ったということです。
学校だって、塾の行き過ぎた訓練には辟易としているのです。
テストの点数を上げたいから、わからない詩も俳句も勉強する…
出発点がそもそも違っているのですが、その味わい方なら教えることができます。
ここまで、点数化しようという進学塾のカリキュラムは、
どうかと思わなくもありませんが…
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