こんにちは。直井です。
最近、ストレス解消にお花を活けて楽しんでいます。
バラの花は水揚げがむずかしいですね。
活きのいいお花でも、2~3日すると首が垂れてしまって、
あらあらと…
そこで、インターネットで調べて、何通りか試してみて、
やっといい方法がみつかりました。
茎がピンとして元気なだけでなく、
花びらの隅々まで水が行き渡っていて、
花がきれいに開いているのが、わかりますか?
切り口をガスで焼く方法だと、水は揚がるのですが、
花は開かないし、2~3日たつと、すぐにしおれてしまいます。
それに対して、これは余分な葉とトゲを落として切り直し、
洗面所で横に寝かせて花の方だけ水の上にだして、
5時間以上かけてゆっくり水揚げしたものです。
バラの水揚げがむずかしい
と思っていたのは、
単に正しいやり方を知らなかったからでした。
これって、読解練習に似ていると、ふと思いました。
塾でよく使われているテキストは、
早く成績を上げたいというニーズを汲んで、
難しすぎるものが多くなっていますが、
一生懸命難問を解いても、実力は身につきません。
早く水揚げをしようと、ガスで焼いてすぐに活けても
本当に水揚げが続かないのに似ています。
国語の読解力というのは、
正しいやり方で、易しいテキストにじっくり時間をかけて取り組むことで、
お花の水揚げのように、きちんと実力がついていきます。
正しい方法であれば、何度やっても、
水揚げに失敗するということはないんですね。
急がば回れ です。
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