「10歳までに決まる!頭のいい子の育て方」でご紹介した
市販ドリルを使って読解に取り組み場合の
テキストの選定のやり方です。
模擬試験を受けたことがあって、
成績が偏差値50ぐらいまでの場合は、
学年より2つ下の「トップクラス国語」を
検討してください。
特に受験用の勉強をしたことがないが
「学校の成績は良い」という場合も同じ考え方です。
4月から読解を始めた6年生の生徒さんが
「トップクラス3年」に取り組んでいますが、
1ヶ月ぐらいで、偏差値をそれまでの平均から6ポイント上げ
首都圏模試で偏差値50を取ることができました。
一見易し過ぎるのではないか
というぐらいの方が、
勉強がはかどり、結果的に効果が高くなっています。
「トップクラス国語」が難しい場合は、
深追いしないで、「プレステージ」の同じ学年のものをやります。
それも難しければ、さらに学年を下げてください。
今、手がつけられなくても、あとで使えるので、無駄にはなりません。
○年とあるので、お子さんによっては嫌がると思いますが、
「そのまま解くんじゃなくて、考えながら読む練習に使うから、
易しい方が力がつくんだって。○ちゃんなら、すぐできるようになるわね。」
などと、上手に説明してあげてください。
「学校の国語のテストが80点以上ではない」
という場合は、無理をしないで、
文理の「教科書ワーク」を使って練習してみましょう。
それをやりきってからドリルの易しいものに取り組んでください。
読解用のドリルは、中学受験のものが充実しているので
高校生の方でも、国語が苦手という場合は、
中学受験用のもので自習をしてもらっています。
高校生であっても、意外に解けないもので
やっているうちに、正答率が上がって、実力がついている
という手ごたえを感じてもらえます。
ドリルが実力に合ったものであれば、1冊やりきると、
テストの解答力が違ってきます。
逆に、実力以上のものだと
読むだけで消耗してしまうので、やる気が続きません。
正しい読解のやり方(音読+マーキング)ができている状態で、
7~8割正答できるのが、実力があっているテキストです。
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