先日、二人のお子さんが受講されている保護者の方から、
4年生の息子さんについて、
高校受験までにゆっくり伸びてくれれば良い
というスタンスでいるというメールをいただきました。
高校受験までというと、あと約5年間あります。
塾で学習するという場合、受験であったり、学期末の成績であったり、
割と短期の結果を求める方が大半ですが、
塾としては作文の学習だけで、あとは、学校の勉強という取り組みで
成長を見守れるというのは、素晴しい教育方針だと思いました。
上の中学生のお姉さんに関しても、思考力の訓練としての他に、
思春期なのでしっかり内面を見つめられるように
というお気持ちなのだそうです。
作文というのは、その場では文章の上手下手という結果がありますが、
物事をとらえる上での、頭の中のフレームを作る
という働きを考えると、実は、文章の巧拙よりももっと大事な教育効果があります。
わたしは短期で結果を出すことも好きなのですが、
こうして長い目でお子さんの成長を見守っている保護者の方とは、
ご一緒に、その先の大器晩成といえる成長を見届ける喜びを、分かち合いたいものです。
そのためにも、長期で受講していただける体制を作っているところです。
これからも、よろしくお願いいたします。
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