課題図書には、明らかにあまり子どもに受けないだろうなぁという本があります。
かなりの数がある中から、6冊を選んだうちの1冊です。
牛を飼うという経験は、あまり一般的ではないと思いますが、(笑)
ひょんなことから、小学校で子どもたちが牛を飼育するようになるお話です。
実際にあったことが題材になっているようです。
大きな牛は無理なので、飼いやすい時期の子牛の飼育を、
先生やまわりの大人がセッティングして、
牛を飼いたいという子どもたちの気持ちを、本当に実現してしまいます。
牛の世話の様子が、子ども目線で描かれている上、
クラスの友だち関係も年代相応に交錯して描かれいて、
面白い本だと思いました。
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