書かせることのスタートには、
適齢期があるのではないか、
というお話をしました。
でも、「書く」前に、
それと似たような頭の使い方があります。
話すことですね。
文章を書くことが小学生のときから、
とても得意だったという方に秘訣を聞くと、
お母さんから、質問をしてもらっていた
という答えが返ってきました。
書くためには、
筆圧などの体力的条件、
文字への集中力、
書き言葉への変換、
など、
思った以上にいろいろな条件があります。
でも、話すことなら、
ものごころついたときから、
やっていますね。
そのお母さんは、
自分のお子さんにも同じような質問をしていたそうです。
そして、お子さんは東大に進学されました。
東大は文系・理系を問わず、
国語的な思考力が試される学校ですからね。
作文の電話指導では、質問もたくさんします。
そんな質問を、少しでも教材の中に入れられないかと、
日々考えているのです。
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