中高一貫校に在籍する長女。
いろいろ思うところがあって、 高校受験をすると言い出していました。 せっかく長男の大学が決まりそうだというのに。
しかし、本人の意思を尊重して、 タイトなスケジュールの中、 数少ない私立の共学高校を訪問していました。 で、きのう行ったところですが、 個別面談で校風や学習指導のことをお聞きして、 さいごに入試のことを質問したら、 なんと受験ができないことがわかったのです。 選抜クラスの。 公立中学の内申点を基準にしているので、 遥かに難しい内容の校内テストで
相対評価されている彼女の場合、
まったく基準に達していないのでした。
わかりました。 と、言って席を立ち、 説明会は参加しないで、帰ってきてしまいました。
内心、悔しさと怒りで一杯でした。
で、用事をすませて帰宅したら、先に帰っていた長女が、 「やっぱりそのまま進学する。」 と言ったのです。
何ヶ月も受験を言い張っていたのに、急に気持ちが変わったのです。
彼女なりに、どこかの学校が”パラダイス”なのではない、
と気付いてくれたのでしょうか。 でも、真剣に進路を考えて彼女に付き合っている私の気持ちも 少しは伝わったのではないかと、うれしく思ったのです。
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