大学の専攻を決めるとき、
例えば、「数学が好きだから数学科に進む」というのは、
ストレートで良い動機です。
入学してから「こんなはずでは」という期待値のギャップが少なく、
好きな勉強に取り組めるからです。
そうでなく、「特にやりたいことがないから」とりあえず
法学部に行くとか、
商学部に行くとか、
受かった学部に行く(笑)というのは、
入学してからの勉強のモチベーションが保ちにくいので、
あまり感心できることではありません。
でも、いろいろな学部で勉強する内容、
例えば、法律や商業の勉強は、高校までの課程では直接勉強することは少なく、
想像がつきにくいというのが、現実です。
そんな時読んでおきたいのが、
○○学入門
などの内容の一般書や、
漫画版の解説書です。
例えば、物理学では、こんなものがあります。
- マンガで科学入門 アインシュタインの相対性理論/福江 純
- ¥1,344
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- マンガでわかる 超ひも理論 (宝島社文庫)/白石拓著
- ¥460
- Amazon.co.jp
- ¥2,310
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学校の物理が好きだからという理由だけでなく、
学問へのロマンを感じて、その道に進むのは夢がありますね。
私の大学時代の友人は、
物理の勉強が楽しくて仕方ないと言っていました。
社会人になってからは、アカデミズムでは立ち行かないので、
学生時代に、こうした勉強三昧の生活を送るのは、
一つの理想ですね。
他にも、中学数学で理解できるという工夫された入門書や、
マンガでわかる統計入門 中学数学だけで理解できる! (サイエンス・アイ新書)/今野 紀雄
- ¥1,000
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心理学とも哲学とも医学ともつかない、
知的探究心をそそる本もあります。
- マンガ脳科学入門―心はどこにある? (ブルーバックス)/アングス ゲラトゥリ
- ¥861
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理系の専門分野ですら、シリーズによる解説書が…
- マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで (サイエンス・アイ新書)/齋藤 勝裕
- ¥1,000
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難しい哲学にも、易しい解説書がたくさんあります。
- マンガでわかる哲学入門/富増 章成
- ¥1,260
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こうした本を面白いと感じる知性や感性は、
小学生の時の読書の積み重ねで養われます。
このブログでも紹介していきますが、
読む本の内容が大切です。
子どもたちの教養の幅を広げるために、
本を選んだり、読み聞かせをしてあげたりという努力をすることを、
惜しまないでいたいものです。
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