一昔前の私立中高一貫校の受験には、2教科型というのがありました。
しかし、中学受験の過熱にともない、ほとんどの学校が4教科へとシフトしました。
小学生に社会と理科までやらせるのは、どうかと思うのですが、
(しかもその範囲は中学で再度学習します。)
学校側からすると、国公立の合格実績をあげたいし、
あらかじめ予習をしてきてくれれば、中学での学習の定着率があがるというわけで、
試験に出すようになっているのです。
とくに年齢にふさわしい内容だからとか、カリキュラムなどに合理的な理由があるわけではありません。
もうひとつ出されるのが、受験問題のパターンをはずして、考えさせる問題。
配点としてはあまり高くないのですが、算数や理科などにありました。
地頭の良さをみる問題ですね。
売り手市場って、こういうことなのだなあと思ったものでした。
市場化してしまうと、教育機関としての見識って、求めにくいものなのですね。
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