こんにちは。直井メソッド国語教室の直井明子です。
東京、神奈川では、もうすぐ中学受験も本番です。併願校もあわせると、5日間の受験日程になる方も多いはずです。小学校6年生にとっては、初めての受験になります。模試の経験はあっても、2~6日連続の日程での本番試験というのは、誰もが未体験です。
この厳しい長丁場を乗り切るには、メンタルの調整が大事です。それは、気持ちをアップダウンさせないということです。試験は感情ではなく、知性の勝負なので、極力感情は殺して集中する方が、最高のパフォーマンスを発揮できるのです。
ある教科、ある学校の試験の出来がかんばしくなかったとしても、そこで気持ちを落ち込ませてしまうと、次の試験にひびきます。すると、挽回できるはずのチャンスまでなくしてしまうことになります。一方で、うまく行った場合に、喜び過ぎるというのも、緊張感をなくしてしまい、次の試験で実力が出せなくなる原因になりかねません。
小学6年生に、こうした高度なメンタルのコントロールを要求するのは酷なようですが、簡単にアドバイスしてあげれば、模試や試し受験の経験などから、意外に納得できるものです。
入学試験は良くも悪くも勝負です。勝負師になることに徹して、試験に臨みましょう。
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