こんにちは。直井メソッド国語教室の直井明子です。
自分の才能の限界を超えるには、トップレベルとまでは言えなくても、得意である分野の才能を掛け合わせて、オンリーワンを目指せばよいというお話をしました。
もう一つ、才能の限界を超える方法があります。
それは、
10年続ける
ということです。
「○○をやってみたけれどダメだった。」という話は良く聞きますが、じゃあどのくらいやったのかというと、3ヵ月とか、半年とか、せいぜい2~3年とかなのです。受験勉強だって、そのくらいです。でも、中学受験ならいざ知らず、大学受験となると小学生の時から通算すれば、12年も勉強できる時間があることになります。
でも、苦手だ、できない、という話を聞くと、案外やるべきことをやっていないのです。センター試験を攻略するには、古典の文法が必要だからと言っても、できない子は、「夏休みになってから。」なんて、平気で口にします。
「読書をすれば国語ができるようになる。」というのは、部分的には正しいことなのです。国語という教科は、言語という知識と文法の体系で積み上がる教科だからです。うまくない勉強法であっても、量が質に転換する部分があるのです。
楽器の演奏にしても、何かのスポーツにしても、継続は力なりです。そうやって積み重ねた努力が「実る」という経験が、人生という数十年のスパンでは、その人の人生の質に大きく影響してきます。
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