私には、いとこが三人います。その三人の中の一番下のゆうすけ君が、私は大好きです。
ゆうすけ君のあだなはゆうちゃんで、まだ二才の男の子です。
でも、二才児だから大好きだと言いたいのではありません。
私がゆうちゃんを大好きな理由は、歌を歌ったり、ダンスをしたりするからです。
ゆうちゃんは、歌に合わせてダンスをします。
そのかわいさと言ったら、世界一と言っても良いくらいです。
私はたまに、おばあちゃんによばれて、家に行きます。その時は、ゆうちゃんも来ています。
そこでさっそく、ゆうちゃんは、新しく覚えたダンスを歌に合わせておどってくれます。
その後、ゆうちゃんは私の近くに寄ってきて、おしゃべりをしてくれます。 「あのね、はるしゃんね、ドガーンしてね、クチャ、ペチャ、ハチャ…。」 私には、何を言っているのかわかりませんが、はや口でおしゃべりしてくれます。私はただ、 「うん、…うん、…うん。」 と、うなずくだけでした。でも、話を聞けるだけで、とーってもうれしいです。 私は、ゆうちゃんと、おじいちゃんの家ばかりでなく、おすしやさんでも会います。
これもまた、おばあちゃんによばれてです。
おすしやさんの中では、ゆうちゃんがもってきたミニカーなどのおもちゃで、いっしょに遊びます。
私がゆうちゃんに、 「これなあに?」 と、消防車のミニカーを指しながら聞くと、ゆうちゃんは、 「しょーぼーしゃ。」 とか、 「きゅーきゅーしゃ。」 とか言って、質問に答えてくれます。これもまた、うれしいです。
私は、ゆうちゃんと毎日遊びたいなと思っています。
でも、ゆうちゃんとは家が数千キロもはなれています。
もし、ねがいがかなうならば、ゆうちゃんの家と私の家が近くなりたいです。
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