チベットの思い出1~2日目 西寧(せいねい)

こんにちは。直井メソッド国語教室の直井明子です。

帰国後、スケジュールがタイトだったので、チベット旅行の写真をアップしていませんでした。3回ぐらいに分けてアップしていきます。チベットの風を感じてくださいね。べーっだ!

1日目 青蔵鉄道の出発地、西寧。

飛行機の窓から着陸地を眺めていると、高山に囲まれた盆地の中に突然、高層ビル群が見えてきました。中国というと、漢民族を思い浮かべますが、ここにはイスラム教徒の回族(かいぞく)も住んでいます。

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チベット仏教のお寺(タール寺)のほかにも、モスクのような建物(東関清真大寺)がありました。ガイドさんもこの少数民族の回族で、熱心なイスラム教徒らしく、ここは世界で二番目にお参りする人が多い(三万人)お寺だと、誇りに思っているようでした。ちょうど、金曜日の礼拝の終わった時間で、白い帽子をかぶった男性がたくさん歩いています。回族は、自営業?が多いから自由にお参りできるのだそうです。

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チベット地区というのは、北京からは想像もつかない信仰の地のようです。

青蔵鉄道に乗ろうとしたら、たまたま他の列車と出発時間が重なっていて、ホームを間違え、大慌てで乗り込みました。すでに標高は2000メートルだったので、スーツケースを引っ張りながら通路と階段を走って、すっかり息があがりました。でも、無事乗り込めて良かったです。(^o^;)

2日目 青蔵鉄道でラサへ

青蔵鉄道の中は、気圧調整がされていて、高山病にならない、とガイドブックに書いてありましたが、それは、嘘です。景色は素敵でしたが、5000メートルの標高まで上がったときは、頭痛と息苦しさで大変でした。景色をながめては、寝台車で横になり、食べると酸素を消費するので何も喉を通りません。持参したカップめんすら喉を通りそうではないので、やっとのことでおやつのおせんべい「ばかうけ」を食べていました。

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窓の外にはどこまでも続く大平原と山脈が見え、希少動物のチルー(チベットカモシカ)や、野生のヤク、ゴワ(チベットカゼル)なども見えました。でも、一瞬で通り過ぎたので写真は取れませんでした。

隣の中国人は、酸素ばかり吸っていましたが、ここで体を慣らしておかないと、肝心のラサで高山病になる可能性があります。5人に1人は高山病で観光ができなくなるので、夫婦どちらかが動けなくなる確率は1-0.8×0.8=3.6、約三分の一です。なので、鉄道の中は、高山病予防訓練のような一日でした。

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