モーツァルトの演奏、ありがとう

ピアノの発表会のことを、作文に書いてくれるお子さんは多いです。

一生懸命に練習した曲をみんなの前で弾くというのは、

自分が主人公の大きなイベントですからね。

きのうもそんな題材のお子さんがいて、

モーツァルトのK○○○という曲を弾いたという話でした。

ケッヘル○○○だと、メロディーが思い浮かばなくて、

曲の説明があまりなかったので、

「どんな曲?」と、聞いていたら、

「じゃあ、ピアノを弾く!」と言って、

突然、電話を通して、ピアノの音が聴こえてきました。

ああ、ああ、この曲!

難しいのに随分練習したんだな。

でも、しっかり、メロディーラインをとらえていて、

よっぽど好きで頑張ったんだと、演奏を聴いてわかりました。

「この曲はモーツァルト独特の○○○なメロディーが、

 △△△で、明るく、リズミカルに繰り返されるのが特徴だけど、

 そういう風に説明が書ける?」

と、助け舟をだし、曲について思っていること、

音楽という形のないものを、表現するきっかけを持ってもらいました。

それにしても、電話でピアノの演奏を聞かせてもらったのは、初めてです。

聞かせてもらうと楽しいし、発表会ネタのときは、もっとやってもらいましょうか。

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