国語のテストの攻略法について、いろいろと書いてきました。
まだ、これからも書いていきますが、
奥義(笑)=基本姿勢について、少し。
国語のテストを「攻略する」と言っている通り、
私は、これを、ゲームだととらえています。
スーパーマリオがあったり、インベーダーがあったり(古い!)
ゲームにもいろいろな種類がありますが、
すべて、コンピューターのソフトで組まれているものなので、
IF THEN ELSE (もし、こうなら、こうなる)という条件の二択で、
すべての過程と結果がでてきます。
選択式の国語のテストは、その思考過程が、コンピューターゲームと全く同じです。
だから、正解にたどり着くまでの経過を、「攻略」と呼んでいるのです。
それは、作文教室をやっている手前、国語のクリエイティヴな評価をさまたげるもの、
いわば「アンチ創造的教育」としてとらえています。
では、なぜ、ストラクチャー・リーディングなるもので、
これに取り組むのか?
それは、一つには、使い方によっては、文の構成を学ぶテキストにできること。
もう一つは、純粋に、
ゲームが楽しいから(爆笑)
という理由によります。
考えてもみてください。
コンピューターゲームの攻略が難しいからといって、
文句をいう人がいますか?
難しければ難しいほど、攻略に燃えて、はまってしまうのが、
ゲーム・プレイヤーです。
だから、説明的文章や小説文の展開の仕方をきっちり学びながら、
国語のテストのゲーム・プレイヤーになってもらう
というのが、読解指導の方針です。
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