「最強作文術」…一見、すごそうな名前です。
出版社の編集者さんが、
「うちの会社でよく売れた本の題名は、みんな短い。」
と言って、企画書に書いていたなが~いタイトルを縮めてくださったのです。
でも、ダテにはついていません。このタイトル。
これまでの作文のノウハウ本とくらべても、子ども向けの思考力トレーニングとしても、
この内容のものは、これまでありませんでした。
目次から少し紹介しますね。
はじめに 塾であがらない成績がどうして作文で上がるのか? 「書くこと」と考えることつながりについて、学習の観点から説明しています。 1章 脳力さくぶんに親子でチャレンジ! テレビで放送されたテンプレートを使って、 すぐに作文が書けるように解説しています。 2章 どうして脳力さくぶんなの? ツリーノート術による発想法について、とてもわかりやすく説明しています。 マインドマップやメモリーツリー、フィンランドのカルタの使い方がわからなかった 人にとっては、目からウロコの内容です。 3章 身の回りの出来事を書く いわゆる「作文」の課題として取り上げられる日常のテーマの書き方です。 (3~5章は、全部図解と文例があります。) テンプレートを記憶のフックとするやり方が載っています。
4章 物語を創作する
イメージを文章にするコツがわかります。 お子さんならではの面白い物語が書けるようになります。 5章 自分のことを書く
7~13歳は大人になった自分をモデリングする重要な年代です。 現代では、身の回りに仕事をしている大人を目にする機会が少ないですが、 好きなこと、得意なことと順を追って書いていくことで、 大人になった自分について考える練習です。 コラム 自宅で学習するときのポイントが書いてあり、活用しやすいように工夫されています。
おわりに 読書習慣を身に付けて、さらに作文力をアップするコツが書いてあります。
テンプレート集は、作文教室で使っていて、もっともいい作文が書けた効果的なものを厳選しています。 熟読すると、作文教室が開けるのではないかというくらい、ノウハウが駄々漏れで書いてあります。
(意匠登録がしてあるので、同業者さんは使えませんが。。。)
子どもたちが作文によって、いい教育が受けられるように、損得抜きで書いてしまったところがあります。 著者に入る印税って、あんまり高くないんです。。。
でも、まあ、書いてしまったので、このあとどうするか考え中です。
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