作文指導をするために、わざわざツリーノートという商標を登録する
というのは、不思議なことかもしれません。
でも、これは、必要があってやっています。
樹形図的な記述方法で有名なマインドマップという言葉は、商標登録がされています。
樹形図的な記述方法は、歴史的なルーツがローマ時代にさかのぼり、
マインドマップはその一つの記述方法に過ぎません。一般名称ではなく商品名です。
似たような例として、
「ウォークマン」がソニーの商標であったり、iPodがアップルの商標であったりして、
携帯型ステレオカセットプレーヤー、携帯型デジタル音楽プレーヤーなどという
長ったらしい商品カテゴリーの一般名称のようになっています。
なので、他社はすごく参入がしにくくなります。
ネット上で、樹形図を使った国語の情報商材を見たことがありますが、
せっかく良いものを売っているのに、名称が付けられないのですね。
だったら、自社の商品名を考えればいいわけです。
商標登録されるということは、その分類での名称の独占的な使用を認められるということなので、
樹形図的な記述方法の一般名称がないに等しい現在、商品名を商標登録で確定することは、
むしろ必要とされることなのです。
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