作文を勉強するというと、
文章がうまくなることが目的だと
一般には思われています。
でも、お子さんが作文を書くということには、
それ以上の様々なメリットがあります。
1年ぐらい継続されているお子さんのお母様から、
お子さんが見違えるように積極的になった
という報告をいただきました。
作文はどちらかというと苦手な方で、
課題もゆっくりしか進んでいなかったのですが、
「書く」ことが楽しくなって、
学校代表の挨拶を自分から立候補して、
自分で要点をまとめて原稿を書いたのだということです。
「内気な子が、こんなに変わるなんて」と、
お母様にしても信じられないという喜び方でした。
そこまでに、作文を書いた回数は14回ぐらいです。
そのお子さんは、
始めてから半年ぐらい経ったころには、
塾の国語の成績が見違えるほど
良くなったという報告をいただいていました。
文章に対する読み方の姿勢が、積極的になって、
全く変わったためなのだそうです。
結果がでるまでに3ヶ月はみてくださいとお願いして、
コース設定をしているのですが、
ゆっくり、長く続けることで、
もっと成長が望めるのですね。
熱心に完成度の高い作文を書き上げるように
お母様が指導するご家庭もありますが、
コースが終わるとモチベーションが下がって、
お子さんのほうが休みたくなってしまうようです。
お子さんの成長を見守るかのように
作文を書きつづけるということは、
心の成長にもつながり、
回り道のようでいて、
大きな成果が得られるのではないかと思うのです。
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