こんにちは。直井メソッド国語教室の直井明子です。
同じような国語力でスタートして、同じ回数だけ通塾して、それで一方は国語の成績が顕著にあがって、一方はあがらない、ということがあります。 作文でも読解でも同じなのですが、そうしたケースに共通するのが、お母さんが過干渉だということです。授業が始まってしばらくの間は、見学しているお母さんも多いのですが、たいていの場合は3ヵ月も経つと子供だけで通塾するようになります。でも過干渉のお母さんは、ずっとお子さんの目の前で、わたしと一緒になって指導に口をはさみます。あまり度が過ぎると、同席を遠慮してもらっているのですが、目の前で間違いを笑い飛ばされたり、いらいらして小言をはさまれたりする状態では、勉強に集中できませんよね? 過干渉でも、お子さんの精神力が強い場合は、「やる気がない」という振りをしています。反抗して距離を取っているのです。でも、そんな面倒なことをしなくても、信じて待ってあげれば、気持ちよく勉強ができるのです。そういう子は、精神力が強いので、意外に国語の成績はぐんぐん伸びていきます。国語というのは、自分で考える教科だから、精神力の強さが、思考力の強さにつながっていくからです。 でも、過干渉なのに、反抗しないで、大人しくお母さんの言うことを聞いているお子さんは、国語がさっぱり伸びません。普段からぼ~っとしているのでは、テキストに向かったときだけ考えるというのは、難しいことだからです。
「わたしは過干渉では?」と思われたら、コーチングなどの子育ての精神面を扱っている本を読んでみてください。お子さんとの関係も良くなるし、国語と算数の成績も良くなるし、一石二鳥です。
- 合格力コーチング/江藤 真規
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
]]>