先日、小中学生を教えている塾の先生が、
読解の補助に「最強作文術」を参考にされていました。
ところが、一般的な論説文は、
意見文のフォーマットでまとめる必要があるのですが、
「最強作文術」には、そのフォーマットを載せていません。
そこで、まったく使えないという状態になっていました。
「最強作文術」に、意見文のフォーマットを載せていないのは、
いろいろな理由があるのですが、
もっとも大きな理由は、
意見文の指導が難しい
という点にあります。
なんでもいいからというなら、形だけ書くことはできますが、
本人の意見が、課題文に沿って展開される
というレベルに持っていくには、
きめ細かい指導が必要になります。
塾の先生なら、指導書を基に教えられるかもしれませんが、
家庭ではよほどブレーンストーミングの得意な親御さんでないと、
難しいかもしれまえん。
「最強作文術」は、家庭での指導向きで、
塾用には、指導書が必要だと痛感しました。
本格的な教材制作についても、これから、取り組んでいきます。
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